JR東日本は、運休などを計画している東北・秋田新幹線の一部列車について、年末年始期間は通常通り運転すると発表しました。
2021年9月27日にJR東日本が告知した運転計画では、新型コロナウイルスの感染拡大状況を踏まえ、「はやぶさ」(東京駅〜盛岡駅・新青森駅間)5本および、「こまち」(東京駅〜秋田駅間)2本の定期列車について11月8日(月)以降、当分の間運転を取り止めるとしていました。その後、最近の利用状況が考慮され、12月28日(火)〜2022年1月5日(水)の期間はこれらの列車が通常通り運転されることになりました。
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また、通常は17両編成(グランクラスあり)で運転する東北新幹線下り「はやぶさ15号」(東京駅発・仙台駅行)については当分の間、編成両数を7両(グランクラスなし)に短縮すると告知されていましたが、2021年12月28日(火)〜2022年1月5日(水)は通常通り17両(グランクラスあり)で運転されます。このうち2021年12月28日(火)〜31日(金)は「はやぶさ15号」が10両編成(グランクラスあり)で新青森駅まで延長運転されるとともに、7両編成の臨時列車「こまち15号」(東京駅発・秋田駅行)が盛岡駅まで併結されます(運転時刻は下表を参照)。
今回、運転が決まった列車の指定席は運転日1か月前の10:00から発売されます。「デジタルJR時刻表」には11月18日(木)、「JR東日本アプリ」などの経路検索については11月20日(土)以降に変更が反映されるとのことです。JR東日本は、年末年始の帰省やお出かけの際にぜひ利用してほしいと話しています。
なお、11月8日(月)〜30日(火)の期間についても、上記の運転取り止めおよび編成両数変更を計画していた列車の一部が通常通りの運転となっています。その他の期間の運転計画については決まり次第、別途案内するとのことです。